何気ない平凡な日常、ささやかなことの繰り返しの毎日。

その無常でかけがえのない日々の暮らしにこだわりたい。

便利過ぎないこと、満ち足り過ぎないこと、簡素で

​素直な住まいの中により豊かな生の営みを見つけたい。

耳を澄ませたり、目を閉じてみる。独りで居ること、何も

しないでいる時間と空間、記憶に残るわが家がいい。

風土・伝統・文化、先人の知恵や歳時を尊敬し、乗り越えたい。

定型化した住まいではなく、自由な現代の民家を創りたい。

住むための機械ではなく、住むためのかけがえのない場所を

創りたい。そして、棲むこと、建築することの意味を問い直したい。

住むということについて